大切にしていたブランドアクセサリーや腕時計を高く売りたい!
もう身に着けることのない、プレゼントとしていただいた大好きなブランドのネックレス、若い時に頑張って、少しだけ背伸びをして買ったブランドの腕時計、新たにステップアップする際に、思い切って買い取りに出してみませんか。
どうせなら、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
それでしたら、査定に出す前にピカピカに磨いてください。できる限り新品の状態に戻すことで、査定の際の印象が良くなります。
ここでは、査定前にもやっていただきたいクリーニング方法や、いつか査定に出すかもしれない、今身に着けているアクセサリーや腕時計の日常のお手入れ方法や、身に着ける際の注意点などをご紹介していきます。
こまめなお手入れによって、アクセサリーなどを良い状態に長く保っていくことができるのです。
アクセサリーの素材別メンテナンス方法
アクセサリーの素材は、シルバー、ゴールド、プラチナなどさまざまなものがあります。
また、天然石も多くの種類があり、それぞれ熱に弱いもの、割れやすいもの、硬くて強いものなど性質もさまざまです。
それぞれの性質によってお手入れ方法が変わりますので、不安がある際には、無理に自分で行わず、購入先のブランド店に相談してみてください。
○シルバー
シルバーは、空気中の硫化物と反応することですぐに黒ずんでしまいます。
ずっと放っておくと取れなくなってしまうこともあるので、着用後に柔らかい布で汚れを拭き取ったり、定期的に下記の方法でお手入れしてください。
ただし、いずれの方法でも光沢が出てきてしまうので、つや消し加工、燻し仕上げしてあるものには向きません。また、保管する際にはできるだけ空気に触れないように、密封できる袋に入れるか、ラップで包むと黒ずみができにくくなります。
<忙しい方にお勧めのぱぱっとできるメンテナンス方法>
・銀磨き専用クロスで拭く
微粒子の研磨剤が含まれたクロスで、表面の黒ずみを削り取ります。
含まれている研磨剤が取れてしまうので、クロスは黒くなっても洗わないでください。
・シルバークリーナーで黒ずみを溶かし取る
<重曹による電解法で黒ずみを取る方法>
@皿の内側にアルミホイルを敷く
Aその上にアクセサリーを置き、ティースプーン1杯程の重曹をまぶす
B沸騰した熱湯を入れる
この方法で、一瞬で取れる場合もあれば、数分かかる場合もあります。
汚れが落ちにくいときは、柔らかい毛の歯ブラシでこすってみてください。
○ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドなどの硬くて強い宝石
<クリーニング方法>
真珠などの有機物の宝石、エメラルド、ムーンストーンなどの水に弱いもの等には利用できません。
ダイヤモンドは油になじみやすく、汗などの油分が付くと輝きが損なわれますので、こまめに拭くことも大切です。
@ほんの少し中性洗剤を溶かした水にアクセサリーを浸す
A少し置いた後、コスメブラシなどの柔らかいブラシで、細かいところの汚れを取る
B水でしっかり洗い流したら、しっかりと自然乾燥させる
腕時計のメンテナンス方法
アルコールや洗剤等の化学薬品は劣化につながる可能性があるので、使用を避けてください。
@めがね拭き等の柔らかい布で拭く
A細かい部分の汚れをかき出す
直接皮膚に触れるため皮脂や垢がたまりやすい裏面や、ブレスレットのコマの間、バックルの間の細かい部分も丁寧に汚れをかき出します。
破損につながる恐れがあるので、ネジは外さないでください。
Bかき出した汚れを乾いた綿棒で拭き取る
Yシャツの袖口部分が汚れてしまうこともあるので、ブレスレット部分の汚れがひどい場合は、別にクリーニングをしてください。
<金属のブレスレット>
@柔らかい歯ブラシに液体石鹸をつけて軽くこすり、全体の汚れを取る
固形石鹸は、石鹸カスが残るので使用しないでください。
Aよく洗い流し、水気をしっかり拭き取る
洗い流す際、機械部分に水が付かないよう注意してください。
風通しのいいところに置いて、完全に乾かします。
<革のブレスレット>
こまめに拭くように心がけ、表面には革用のクリームを塗ります。
着用する際は、指一本くらいの余裕を持って着けると、通気性が良くなります。
アクセサリーや腕時計をキレイに保つため、身に着ける際に注意すること
○身支度の最後に着ける
化粧品や香水などが付いてしまうとダメージにつながります。
○力仕事をする時は外す
変形する可能性があります。
○入浴中、水仕事中、塩素系洗剤を使う時は外す
温泉だけではなく、家庭で使用する入浴剤も変色の原因になります。
○保管する際は一つずつ個別にしまう
まとめて入れてしまうと、傷が付いてしまいます。
その都度から拭きするだけでも、効果的です、気持ちよく身に着け、気持ちよく買い取りに出せるように、こまめなお手入れを心掛けていきたいですね。